銀座まるかんの創始者である斎藤一人さんの名言【困ったことは起こらない】

　 銀座まるかんの創始者である斎藤一人さんの名言に【困ったことは起こらない】というのがあります。

　 実は先日、区役所の人が商店街を廻って、のぼり等が道路に出ているものはお店に引っ込めるようにと

　 指導がありました。そんなわけで、のぼり等をお店の入り口に寄せておりました。閉店になり、お店の電動

　 シャッターを閉めていたところ、お客さんがお店の外からドアを叩くのです。そちらを振り向くとシャッターが

　 のぼりを押しつぶそうとしていましたので、慌ててシャッターを上に上げました。ところが、のぼりの一部が

　 シャッターに引っかかり、シャッターごと上に上げられていくではありませんか！またまた慌ててのぼりを

　 下から出そうと引っ張りました。すると、のぼりの一部が折れてシャッターと一緒に上まで持っていかれ、

　 こんど、シャッターを下に下ろそうとしましたところ、シャッターが上に上がったまま動かなくなってしまい、

　 【困ったことが起こった！】と思いました。この時、斉藤一人さんの【困ったことは起こらない】という名言を

　 思い出しました。でも、この事態はどう考えても【困ったことが起こった】でした。

　 翌日、当ビルを管理している管理会社に電話をして、業者を呼んでもらうことにしました。恐らく、詰まりを

　 除けば動くのでは？と思いましたが、業者が来て、詰まっているものを取り除こうとするのですが、びくとも

　 しません。最初の業者はどうにもなりませんと言って、別の業者に修理を依頼してました。それから少し後

　 別の業者がやってきました。その業者もどうにも挟まっているものが取れませんねと言っていました。

　 二人の業者が参ったと言っているのを聞いて、一番参ったのが私でした。【困ったことは起きるんだ】と、

 　思ってしまいました。道具類を取りに戻った２番目の業者が再度挑戦して２時間後位にやっと挟まったもの

　 が取れたとその業者が言いました。私は思わず、万歳三唱してしまいました。やっぱり、斉藤一人さんが

　 言うように【困ったことは起こらないんだ】と思いました。ところが、詰まったものが取れたにもかかわらず、

　 シャッターが降りないのです！その業者はお店の天井板を外して、そこからシャッターの内部を調べて、

　 「これはダメだ！２本パイプが折れているよ！シャッターなんとかしても途中までしか降りないよ。」と、

　 言うのです。またまた、【困ったことが起きた】と思ってしまいました。その折れた２本のパイプを交換でき

　 ませんか？と尋ねると、それは無理という返事でした。「シャッター取り替えるしかないよ！」とその業者が

　 言うのです。どの位かかりますか？と聞くと、「数百万円はかかるね！」と言うんです。これでも、これでも

　 【困ったことは起こらない】と言えるんだろうか？と本当に参ってしまいました。「なんで数百万円もかかる

　 んですか？」と聞くと、シャッターだけを取り替えることは出来なくて、入り口のウィンドーや、入り口の構築

　 物も一緒に取り替える必要があるとのことです。初めてシャッターの価格の恐ろしさを本当に感じました。

　 その業者が取りあえず、折れた２本のパイプを出来るだけ真っ直ぐにしてみますね、と言って更に作業を

　 続けていました。その業者の作業の間中、【困ったことが起きた】と思わざるを得ませんでした。

　 ところが、２時間位経って、その業者がシャッターを上げたり下げたりしているのです。

　 「うまく動いているじゃないですか？」と尋ねると、その業者は、なんとか真っ直ぐにしておきましたとの事。

   銀座まるかんの創始者である斎藤一人さんの【困ったことは起こらない】とは本当だったんだな〜と、

　 しみじみ思いました。

　 でも、何度も【困ったことが起きた】と思ってしまいました。

   もう一度、三唱【困ったことは起こらない！】、【困ったことは起こらない！】、【困ったことは起こらない！】